研究内容

オルガネラ間接触の役割:

「細胞の臓器」であるオルガネラ(細胞内小器官)たちはそれぞれ細胞の働きに重要な役割を持つ。最近になって違う種類のオルガネラ同士が接触し協調的に働くことが細胞の働きに必須であることが分かってきた。当研究室では最先端のテクニックを用いて、オルガネラ間接触が果たす役割、特にニューロンにおいて果たす役割を明らかにする。

電子顕微鏡によるニューロンのナノ構造の解明:

細胞のナノスケールレベルでの理解は未だ不十分である。この原因の一端はナノメートルレベルでの細胞内の構造観察が容易でないことにある。当研究室では、独自に開発した電子顕微鏡観察技術と深層学習による解析によりニューロンを始めとした細胞内の微細構造をより詳細にかつ3次元的に明らかにする。

成体におけるニューロン新生:

成体において作られるニューロンは記憶の形成などに重要な役割を果たしている。しかし、どのタイミングでニューロンがどの程度作られるのかなど未だ分からないことが多くある。当研究室では神経幹細胞からニューロンへの分化の過程がどのように制御されているのかを明らかにすることを目指す。